社会福祉法人 福成会は、尼崎市を中心に障害福祉サービス事業を行っています。

社会福祉法人 福成会ホーム > 福成会からのお知らせ 平成25年一覧【福成会 サービス管理部会の挑戦!】「見える化」プロジェクト始動!(3)~支援の高みを目指して~「いつするの? 今でしょ!」

福成会からのお知らせ
平成30年
平成29年
平成28年
平成27年
平成26年
平成25年
平成24年
平成23年
平成22年

社会福祉法人
福成会へのお問い合わせ

TEL: 06-6416-0051

FAX: 06-6435-9630

【福成会 サービス管理部会の挑戦!】「見える化」プロジェクト始動!(3)~支援の高みを目指して~「いつするの? 今でしょ!」

時の流れるのは早いものです。春・夏と記事を掲載させていただき、今回は第3弾、もう秋のレポートになります。【いつするの? 今でしょ!】と言った流行りの言葉も【倍返しだ!】などがクローズアップされているように、時の流れを感じます。

【自閉症カンファレンスNIPPON2013】では、我々のような小さな法人で細々と取り組んできた実践を、全国の皆さんに発表することができ誇りに思います。自閉症児・者に特化した支援ではありませんが、「障害を持ってらっしゃる方には、誰にでもわかりやすく、かつ、職員啓発には有効な手法。」と、取り上げて頂いた自閉症eサービス理事長の中山清司氏には、心より深く感謝申し上げます。

さて、前回掲載の際には、各事業所での勉強会をレポートさせていただきました。今回はと申しますと、各事業所の「見える化」プロジェクトの推進職員が中心となり、職員が様々な試行錯誤を繰り返し、コツコツと写真を貼りだしてくれました。
結果、『上半期はどうなったのか?』を、サービス管理部会に参加している職員や、ファシリテーターの感想を添えてレポートしたいと思います。

Q.上半期を振り返っての感想を教えて下さい。

今まで自分たちがしてきた支援工夫、どれだけの事をしてきたのか実感できませんでしたが、壁一面に貼り出す事で視覚的に物量として体感できるようになりました。見えなかった物が急に見えるようになったのです。自信を持ち、模造紙に新しい支援工夫を貼っている誇らしげな支援員の表情はまるで勲章でももらったかのようでした。

杭瀬福成園 サービス管理責任者
戸井一博

不安に思いながら「この支援ってどうなんだろうか?」と、つぶやきながら始めた見える化。「とりあえず写真を貼ろう!」から始めた見える化。写真を掲示したことで支援を目で見る機会が増えました。支援の共有や工夫の場となり、少しずつ支援の整理が出来てきていることが感じ取れます。これからも利用者の笑顔のために!

あいあい サービス管理責任者
山口雅広

自立課題や支援グッズが増え、個別支援計画の内容も、何を使ってどんな支援を行うのかなど、明確になりました。家族の方にも、支援の内容を言葉だけでなく目で見て頂けるので、より具体的に説明出来ています。

サポートセンターまつば サービス管理責任者
上田真由

取り組みに対しての振り返りや、支援した形が視覚化出来た所が良かったです。しかし、業務負担や、取り組みへの全体発信が出来なかったことが課題として残りました。下半期は、課題を改善し職員の頑張りをアピール出来る取り組みを行っていきます。

塚口福成園 サービス管理責任者
山木勝信

上半期を振り返ると、当初は職員のみで必死になるのではないか!?という予想もありましが、就職した利用者OBとの交流会をきっかけに利用者が自主的に行動して「清掃の心得」を作成して貼り出すに至りました。【就職】【働く】【自立】に向けて、「自主性」「積極性」を大事にし、利用者と一丸となって下半期も頑張ります!!

チャレンジ・コヤリバ サービス管理責任者
中原脩太郎  筒井清文

ファシリテーターとして、各通所事業所に清流園で行ってきた「見える化」プロジェクトの効果や取り組み方について、うまく伝えられるか不安でしたが、推進職員と意見交換を行うことにより相互に少しずつ解消できました。各事業所に見学に行き、情報共有を図ると利用者のできることの新たなる発見、職員の喜び、そして新しい「見える化」に取り組むという姿が感じられました。下半期も、推進職員の皆さんと触発しあいながら、福成会を盛り上げ ていきたいと思います。

清流園 サービス管理責任者
山元拓馬 足立充弘

目頭が熱くなるようなコメントが盛り沢山でした。上半期については、【オペレーション】、日本語で言うところの【現場力】を、福成会の通所系事業所がどれほど持っているかを確認させていただきました。
さて、下半期に突入したここからが【サービス管理責任者】の腕の見せ所です。【オペレーション】の確認ができたわけですから、職員の本来持っている力【エンパワーメント】をいかに引き出すか、また、どのような指導【コーチング】で育成していくかです。
これもすべては愛すべき利用者の為、ご家族の為、自身の自己実現の為、事業所の為、法人の為です。

サービス管理部会では、「見える化」プロジェクト以外にも、実際に直面したケースを基に、より具体的な事例検討会やグループディスカッションを交えて、様々な勉強会を実施しています。
次回は、この1年を振り返っての総括となります。ご期待下さい。

杭瀬福成園
所長 宮下 哲

ページ上部へ