事前に行ったアンケートで「このスタッフの話が聞いてみたい」と名前が挙がったスタッフに講師になって頂き、長く続けてきたから気付けたことや、利用者さんや他のスタッフとの関りで得たこと等をお話しして頂きました。
どの講師の方も、利用者に楽しんでいただくことだけでなく、自分自身も楽しんで仕事に取り組むことの大切さをご自身の体験をもとに話しておられました。
新人スタッフには、これからの自分を思い描く機会に、ベテランスタッフには、初心を振り返る機会に、それぞれなったことと思います。
講義終了後、受講者には「自分の仕事のやりがい」を付箋に書いていただき、ホワイトボードに掲示しました。
『利用者さんの笑顔を見ること』『自分のした支援で利用者さんが少しでも過ごしやすくなっていると感じた時』『チームで働く楽しさ』『人との出会いが一番のやりがい!』等たくさんの「やりがい」が並びました。
また、今回は「もっと他のスタッフの話を聞いてみたい!」とのご要望にお応えして、研修後に懇親会を開催しました。
普段、なかなかゆっくり話す時間が取れない他事業所のスタッフや他職種のスタッフとも交流を深めることができる貴重な時間となりました。
途中、急遽結成された新ユニット「GG兄弟」も登場し、会場は大盛り上がり!
皆でご馳走を囲みながら、楽しい時間を過ごすことができました。
日ごろ給食を作ってくれている魚国総本社提供
研修委員会 梶原 有紀
今回の研修テーマは、「一般上級者研修~主任になるための考え方と心構え~」でした。
一般上級者研修とは、簡単にいうと中堅スタッフのための研修です。福成会では種類豊富で幅広いスタッフに合わせた研修を取り揃えているのも自慢の1つです(^^)
今回の研修は「講義」「体験談」「ワーク」の3部構成でした。
講義では、上級者(中堅スタッフ)にはどのような力が必要なのかという話でした。教わる立場から伝える立場にもなり、スタッフも真剣に聞き入っていました。
体験談では、先輩スタッフ2名の過去から現在に至るまでの話でした。先輩はどういう思いで仕事に取り組んでいるのか、どういう悩みや失敗があったのか、仕事をする上でどういうことを大切にしているのかという話でした。普段、聞く機会の少ない話をスタッフに伝えることもできてよかったです。
ワークでは個人とグループのワークでした。講義や体験談を踏まえ、現在の自己分析と振り返りを行い、グループワークで意見交換しました。グループワークの発表では、講義で学んだことを早速実践して積極的に発表する等、スタッフが感じていることを共有できる良い機会になりました。
最後に、これからもみなさんで頑張ろうの意味を込めて、「エイエイオー」で写真を撮りました。改めて自分も頑張ろうという気持ちになりました(^_^)v
研修委員会 西尾 舞佳
7月19日(金)17:30~19:00 相談面接対応スキル向上研修を行いました。
講師は、ハートリーフ法律事務所所長、法人の顧問弁護士もしていただいている徳山育弘弁護士に来ていただきました。弁護士として様々な方の相談を受けておられる徳山弁護士の経験を踏まえた、講義内容は分かりやすく、普段の相談面接対応を振り返ることができ、とても勉強になる時間でした。
約50名のスタッフが参加し、良好な関係を続けるために必要な知識や技術を学び、「こうすればよかった」の気づきを得るために、参加者の真剣な様子が、写真から伝わればと思います。
研修委員会 上田 真由
7月5日(金)に、2018年度中途法人採用者、2019年度法人採用者を対象に「初任者研修」を行いました。
当日は、9名の対象スタッフ全員参加で、入職してからの個々の想いや不安などを共有する事で「ヨコ」の繋がりが更に深まりました。具体的な内容としては、①福成会に入ってから楽しかった事や嬉しかった事、楽しみなど ②仕事をしていて困った(困っている)事や不安など③思い描いていた事と、実際に仕事についてみてのギャップ④これからの目標、一年後の自分がどうありたいか。の4項目を順番に自由に話し合いました。「楽しかった事や嬉しかった事」では、利用者支援上の内容が多く、「利用者さんから話しかけてくれた。」「名前を呼んでくれた。」など利用者さんとの関りの中での喜びを共有しました。研修の最後には、ちょっとしたサプライズを用意されており、参加者からは笑顔がこぼれていました。(どんな内容かは福成会入職後のお楽しみ!)
福成会のスタッフとしての意識と同期のヨコの繋がりが深まるハートフルな研修となりました。
研修委員会 福永 将志
2日間にわたり、非常勤スタッフを対象とした研修会を実施しました。
「不適切な支援と権利擁護を考える~利用者本位の支援~」のテーマをもとにサービス提供スタッフ、利用者の思いの相違を知り、グループワークで不適切な支援に繋がっていないか、振り返る機会を作りました。他事業所、職種の違うスタッフと話し合う機会を持つことで様々な意見を知ることができた時間になりました。また「自分ならどうしてほしいか」を考え、利用者の立場に立って支援を振り返る大切さを学びました。
研修委員会 浅井 瞳・筒井 清文
4月25日(木)、今年度第1回目の福成会の法人研修を実施しました。今回の研修テーマは、「支援技法研修~家族の思い~」です。講師は総務部課長の島祐貴でした。今回は、スタッフとしてではなく、親の立場として自閉症の8歳の娘さんのことや家族の思いをお話しくださいました。また11歳の長男のお兄さんも妹や支援者に対する思いをお話ししてくださいました。
出生から現在に至るまでの様々な出来事、生きづらさがたくさんあること、ご家族の思い、家族の絆、地域で生活すること、支援者への思い等たくさんのことをお話ししていただき、大変貴重な機会となり心に響いた研修となりました。
受講したスタッフからは、「ご家族の思いをこのような形で聴く機会はなかったので、受講できてよかった」「ご家族の思いを考えていたつもりだったが、気づけていない部分があった。」「自分の今までの言動を振り返る機会になった」「支援する中で、ご家族のこれまでのことをお聞きすることで、利用者さんにより近づくことができるように思えた」「障害についてもっと学んでいくことが必要と感じた」等たくさんの感想がありました。
今回の研修でご家族の思いをお聞きして、今後支援者としてどのようなことができるかを考えながら支援に携わっていきたいと思います。
研修委員会 西尾 舞佳
福成会では、サービス管理責任者の育成やサービスの質の向上に繋がるよう、現任のサービス管理責任者や有資格者を対象として定期的に個別支援計画書作成学習会を実施しています。初回となる今回は「アセスメント・ニーズ~目標設定」をテーマとして、個別支援計画を作成するうえで大切なアセスメントからニーズを読み取り、目標設定に繋げるプロセスを学びました。
今年度の法人研修1回目に非常勤スタッフを対象とした研修会を実施しました。「不適切な支援と権利擁護を考える~利用者本位の支援~」のテーマをもとにサービス提供スタッフ、利用者それぞれの思いの相違を知り、グループワークで不適切な支援に繋がっていないか、お互いの意見を出しあって話し合う機会の大切さを学びました。