社会福祉法人 福成会は、尼崎市を中心に障害福祉サービス事業を行っています。

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福成会 サービス管理委員会の挑戦! ~支援の高みを目指して~(17)

 みなさま、こんにちは!
 「見える化プロジェクト」担当の笠井と筒井です。今回は、1年ぶりに各事業所での「見える化」の実践事例をご紹介させていただきます。平成25年度から始まったプロジェクトは今年度で丸5年が経ち、各事業所での取り組みもより成熟してきているところです。
 今回、利用者の自発性、意思表出を引き出すことができた事例が複数ございますので、ぜひご覧ください。

清流園

 「コミュニケーション支援」と「iPadを使ってみよう」の2本立て。イラスト付きのカードを使い、思いが伝わる機会が増えることで自分から関わりにいくことも増え、iPadでは好きな動画やゲームを楽しみにしている方も多く、アプリを使って観たい動画を伝えている方もいます。今後も楽しみや生活に繋がる支援をしていきたいと思います。

塚口福成園

 チラシ作業における支援ツールに取り組みました。1つ1つの作業工程を細分化した視覚的な工程表を作成することで多くの利用者が取り組め、作業の効率化にもつながっています。利用者一人ひとりが活動の幅を増やせるようにスタッフ全体が共通認識のもと支援ツールの作成を行っています。

杭瀬福成園

 笑顔と暮らしの安心をお届けする、杭瀬福成園では、事業所とご家族の支援をテーマにした事例を紹介しました。ご本人の生きづらさを分析し、スケジュール支援と構造化を実践しました。ご本人の自発性を尊重し安心して過ごしていただけるように今後も支援していきます。

あいあい

 「活動場所の構造化(作業場所と休憩場所の区別)」というテーマで取り組みました。色分けでの構造化や好子を支援取り入れることで、今までお伝えしきれていなかったことが伝わるようになるという成功体験をすることができました。

チャレンジ・コヤリバ

 自立訓練では、生活に必要な知識を得るために、テキストを用いて学習する「学習プログラム」を実施しています。金銭管理、住まい、安全・危機管理などの内容を講義やグループワーク形式で実施しています。座学だけでなく、より内容に見通しを持てるように地域の社会資源を利用した外出のプログラムも取れ入れました。

サポートセンターまつば

 「本人の思いに着目した生活場面の支援」として、夜間のこだわりが強く昼夜逆転になり、なかなか登所ができない事例に対して支援を組み立てました。本人の思い「母と暮らし続けたい」を叶えるため、どのようにすればまつばに来て頂けるのかをポイントに支給金システムの構築やご本人の興味関心に着目して支援を行いました。

 いかがでしたでしょうか?
 今回はご紹介しきれませんでしたが、福成会には他にもたくさんの事例、支援の蓄積がございます。ご興味のある方は見学等随時受け付けておりますので、是非事業所の方にご連絡ください。
 今後も、利用者の笑顔を引き出し、社会的自立に向けての支援を続けることができるよう努めてまいります。
 これからも福成会の取り組みにご期待ください!

清流園 所長 笠井 喜世志
チャレンジ・コヤリバ サービス管理責任者  筒井 清文

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