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福成会 サービス管理委員会の挑戦! ~支援の高みを目指して~ (14)

みなさま、いかがお過ごしでしょうか?
「見える化プロジェクト」を担当しています笠井と筒井です。昨年度に続き、今回は各事業所の「見える化」についてイチ押しの事例をご紹介させていただきます。各事業所とも独自に専門性を向上させているところです。それでは様々な支援工夫をご覧ください。

清流園

清流園では思いを伝える表現の一つとして、絵カードと文字を使ったコミュニケーション支援を行っています。
数名の利用者は自分のしたいことや欲しいものを絵カードと文字で相手に伝えています。上手く伝わった時はみなさん良い表情が見られています。

塚口福成園

塚口福成園の封入作業工程の支援工夫をご紹介します。治具がなくても取り組める利用者もいますが、多くの利用者が取り組め、活動の幅を広げることができるように、という想いをスタッフの共通認識として治具の作成・提供をしています。
※写真はシールを貼る位置を合わせる治具

杭瀬福成園

今年度、杭瀬福成園では支援の基礎となる「評価(アセスメント)」に力を入れています。利用者さん一人ひとりのできること、難しいこと、できそうなことをしっかり知った上で、個々に合った支援内容やプログラムを組み立てています。また、具体的な評価方法の一つとして自閉症の方を対象に「評価キット」を用い客観的な評価を行いました。将来を見据え、成功体験を繰り返しながら、より充実した生活を送れるように日々奮闘しています。

あいあい

今年度のあいあいでは「強み・好子を取り入れる」「個々に合った構造化」「PDCAサイクル」の3項目に着目して取り組んでいます。取り組んでいなかった作業工程でも自立課題を通して練習を行うことで取り組むことができるようになり、強みや好子が「作業に取り組むこと」だったと知ることもできました。

チャレンジ・コヤリバ

月一回SSTプログラムを行っています。コミュニケーションスキルの向上を目的として行っており、今年度は利用者からの意見を取り入れ、「体の痛みを相手に伝える」、「初対面の人への話しかけ方」というテーマで実施しました。プログラムを行う中で利用者の自主性が多く見えてきており、生活や就職に必要な力を少しずつ身につけています。

サポートセンターまつば

まつばでは、「評価や構造化を中心とした支援の充実」を目標に、評価の強化を行ってきました。その中で見えてきた、本人ができそうで難しい思いをしている「芽生え」の部分に着目して、作業環境・提供方法の見直しを行いました。評価し、支援工夫をし続けることで、現在では、準備から片づけまでスケジュールに沿って行えています。今後も評価の「芽生え」に着目して支援の充実を行っていきたいと思います。

今月から、この一年を振り返って各事業所にて見える化の実践発表を行いますが、今後もより質の高い支援を展開できるよう、事業所間でも情報共有や支援の波及を行い、お互いが切磋琢磨しながら福成会をより洗練されたプロ集団にしていけるよう取り組んでまいります。

清流園 サービス管理責任者 笠井 喜世志
チャレンジ・コヤリバ サービス管理責任者  筒井 清文

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