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福成会 サービス管理委員会の挑戦!(10)~支援の高みを目指して~

はじめまして。
今年度『見える化』(専門性)を担当しています筒井と笠井です。
『見える化』という言葉をご存じの方も初めてお聞きになる方もどうぞよろしくお願いします。

さて、『見える化』(専門性)では専門性の知識を深め事業所の強みを持ち、支援の高みを目指しています。現在、『見える化』(専門性)を担当するメンバーは、日中活動支援事業部の6事業所から主担当1名と推進職員2名がそれぞれ選出され、オブザーバー2名を合わせた20名で構成されています。
どのような取り組みを行っているか、まずはチャレンジ・コヤリバと清流園の取り組み内容からお伝えしたいと思います。

チャレンジ・コヤリバの筒井です。コヤリバは就労に特化した多機能型の事業所であり、(1)「就労支援の現場における見える化の推進」(2)「個々の障害特性に合わせた支援」(3)「利用者の自主的な取り組みへのサポート」を三本の柱に、『見える化』(専門性)を推進しています。その一例をご紹介します。

(1) 実習企業先に設置している手洗いマニュアルに、丸や矢印をつけて注意点を強調し、ご本人用に見える化!

(2) 目標体重達成に向け、日々グラフに記入して見える化! 

(3) 清掃手順は利用者同士のピアサポートで見える化!

今後も利用者主体を念頭に、利用者の夢や希望を叶えるための取り組みを続けていきます。

続きまして清流園の笠井です。清流園は生活介護の事業所で、今年度は「自主製品に関する取り組み」を推進し、(1) 新製品の開発 (2)作業工程の見直し、販路開拓を推進しています。一例をご紹介します。

(1) さをり製品(ガーランド、くるみボタン、リボン、ピアス)陶芸製品(キーホルダー、バッヂ、磁石)の新製品です。

(2) 新しい製品が増えたことで、新たな作業工程も増えました。利用者も集中して取り組んでいます。写真は陶芸製品のパッケージを作っているところです。

また様々なご縁もあり服飾関係で働いている方に製品をプロデュースして頂いたり、他法人の作品展に製品を出展させて頂いております。まだまだ課題はありますが、清流園の自主製品が多くの方の手に触れ喜んで頂けるような製品になるようがんばっていきたいと思います。

以上がチャレンジ・コヤリバと清流園の内容と取り組み状況です。

続いてチャレンジ・コヤリバと清流園以外の事業所の取り組み内容を紹介します。

  • 塚口福成園…「応用行動分析と連携した支援の構築力を高める」「スケジューリングの有効活用」「有効な治具の作成」
  • 杭瀬福成園…「自閉症特性に応じた専門性の探究」「PDCAサイクルを行い個々にあった過ごし方の構築」
  • あいあい…「強み・好子を知る」「意思決定支援」「構造化の実践」
  • サポートセンターまつば…「身体機能維持」「介護予防の観点からの個別運動プログラム」「高齢化に対する家族を含めたアプローチ」「評価や構造化を中心とした支援」

各事業所で様々な取り組みを行い、専門性を高め、その専門性を事業所の強みとしながらサービスの質の向上を目指しています。また、得た知識を1事業所で完結しない為にも、上半期と下半期に進捗状況確認と実践報告会を行い、法人全体に波及できるようにしています。

知っている知識や今まで通りの支援だけで満足するのではなく、新たな専門的知識を学び支援に活かしていくということは、いわば合理的配慮の根本とも言えるのではないでしょうか。

『いつも笑顔でいたい 安心して暮らしたい みんなと共にこのまちで そんな願いを支えたい』という法人理念の基、事業所、更には法人全体を盛り上げていき、利用者にとってよりよい支援が提供できるようにしていきたいと思います。

清流園 サービス管理責任者 笠井 喜世志
チャレンジ・コヤリバ 筒井 清文

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