社会福祉法人 福成会は、尼崎市を中心に障害福祉サービス事業を行っています。

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福成会【日中】サービス管理委員会の挑戦!(8)~支援の高みを目指して~

平成21年、ひょんな思いつきから始まった「見える化」プロジェクト。
この『ひょんな思いつき』を実現してくれた清流園の職員の皆さんのおかげで、平成25年度より福成会全体で取り組むようになり、はや3年目を迎えております。今では法人職員皆さんのおかげとなりました。
この間に、「見える化」プロジェクト(専門性)だけに留まらず、『サービス管理責任者とはなんぞや?』『個別支援計画とはなんぞや?』『もっとケーススタディを!』と、利用者を愛するが故に、さらにスキルアップを求めるサービス管理責任者の皆さん!こちらも胸が熱くなります!


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まだまだ途上ですが、平成26年度を振り返り、福成会の各事業所専門性【強み】をご紹介させていただきます。

【清流園】(生活介護)
・トークンエコノミーシステム(活動のモチベーションアップ)
・スヌーズレン(感覚・グッズを知る 余暇の過ごし方の充実)
・評価(評価セッションを行いアセスメント・支援を組み立てる)
・個別での活動(ワークシステム・作業場所・休憩場所の提供)
・自閉症支援(本人の状況を理解し個別の対応を行う)


※見える化されたスケジュール支援の例

【塚口福成園】(就労継続支援B型・生活介護)
・利用者の発達段階や障害特性に応じた作業治具と作業マニュアル
・自閉症の方へのスケジュール支援
・ABA(応用行動分析)を活用した個別の支援



【杭瀬福成園】(生活介護)
・エンパワーメント支援(出来ない事に着目するのではなく、本人の強みを活かす)
・将来像も見据えた支援
・構造化(ワークシステムなど)を一つの手法とした支援
・評価に基づいた支援計画の立案と再評価の実施
・計画から実施、見直しまでのPDCAサイクルの構築


※利用者同士での体調管理についての勉強会

【あいあい】(生活介護)
・書いて伝える・伝わるとういうことが実感できる支援
・個々にあったスケジュール掲示支援
・生きづらさに着目した支援



【チャレンジ・コヤリバ】(就労移行・就労継続支援B型・自立訓練)
・利用者の自主的な取り組み (SST[ソーシャル・スキル・トレーニング]等を踏まえたピアサポート)
・障害特性に合わせた支援
・就労支援(環境を含めて)


【サポートセンター まつば】(生活介護・自立訓練)
・高齢者支援(介護予防など)
・身体機能の維持(機能維持・個別ストレッチプログラムなど)
・福祉用具の活用

このように、「見える化」プロジェクトを通じて、各事業所で取り組むべき事項が『見える化』されました。後は『~更なる支援の高み~』を目指し、専門性を深めていきたいと思います。
読んでいただいている皆様には、事業所選びのヒントとなれば幸いです。

「個別支援計画」担当からは、特にスーパーバイザー(以降SVと表記)の設置が重要ではないかという課題があがり、設置に関しては、法人からもOKをいただきました。
さてさて、このSVの役割ですが、一定のスキルと経験がないと、うまくスーパーバイズできません。
「誰が?」「内部から?」「外部から?」「どのポジションのイメージ?」など、今後法人の中でも、立ち位置等を含めて煮詰めていく事項となりました。昨年度から開始した人事給与システムともリンクさせていかなければなりませんので、継続検討です。
また、「個別支援計画」自体の作成スキルを上げるために、法人の横断的な研修委員会で勉強会を重ねてきました。福成会には幸い、兵庫県のサービス管理責任者研修の講師とファシリテーターが複数名在籍しておりますので、利用者主体の支援の本質的なところを学び取れました。
「利用者主体」「サービス管理責任者の役割」「書式」等を深めながら、組織体としての仕組みを熟成させていきます。

今までは、《福成会【日中】サービス管理委員会》と表記させて頂いておりましたが、平成27年度からは、[日中活動支援事業部]と[地域生活支援事業部]との合同で開催することになりました。
よって、《福成会 サービス管理委員会》と、シンプルに表記させていただくことになりました。
[地域生活支援事業部]が加わることにより、広範囲にわたるケーススタディの充実も図れるかと考えております。

平成27年度も不定期ですが、情報発信させていただこうと思っております。今までは管理職からの記事が多かったと思いますので、今年度はサービス管理責任者からの記事も積極的に発信していきます。ご期待ください。

福成会 日中活動支援事業部
部長  宮下 哲

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