社会福祉法人 福成会は、尼崎市を中心に障害福祉サービス事業を行っています。

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自閉症支援コンサルタント養成講座を受講しました

昨年の5月から阪神南圏域の有志の事業所が、『自閉症児(者)への支援の専門性の裾野を広げていかなければならない!』という思いで集まり、「自閉症eサービス」代表 中山清司氏にお願いして、今年の8月までコンサルタント養成講座、初級・中級・上級を連続で開催していただきました。


この講座を終えた清流園の支援員からは「自閉症の方だけでなく全ての利用者に通じる知識や技術であることを感じました」、「利用者のエンパワーメントに気付きを向上する為のプログラム作成や目的意識を持ちスモールステップで自立に向け活動を提供していく事、そして、言葉だけに頼らず、より理解してもらえるように視覚的な支援を取り入れ、利用者にわかりやすい支援を行うことの大切さを理解しました」

「一人ひとりに合った作業や活動の流れ、必要なスキルの向上の為のプログラム提供を行い、利用者が笑顔で安心して暮らせるよう努力していきたいと思います」と感想・抱負を話していました。

また清流園の加藤所長に、今後の職員への取組みをうかがうと、「今回のコンサルタント養成講座を修了した職員が、養成講座で得た知識や手法を、法人で横断的に実施している委員会等の研修の場を通じて、法人内の各事業所へ波及していければと考えています。清流園の受講修了者が、法人内の他の事業所を見学したり、お互いの事業所の自閉症支援についての取組みの検討会を開いたりすることにより、相互のスキルアップに繋がればと考えています。」という意見をいただきました。

現段階では清流園・あいあい潮江分場及び、相談支援の現場での実践で、法人内でも範囲が狭いものとなっております。サービスの質の向上のため、今後は専門的な支援方法がさらに波及するように努めていきたいと思います。


「自閉症eサービス」とは

自閉症の人たちの暮らしや支援について「新しい」スタイルを提案することをテーマに、活動をしてきた特定非営利活動法人BON (Bring on New Style for Autism)さんと、支援者の育成とネットワーク作りを展開してきた、任意団体自閉症eサービスさん (旧自閉症eネット)が事業を統合し、昨年4月から自閉症の人たちへのより良いサービスの拡大を目指し、「自閉症eサービス」として再スタートを切った特定非営利活動法人です。

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