福成会で生まれたちょっと素敵な話

福祉の仕事に対するイメージ調査の結果は、「難しい」「厳しい」「報われない」などが多くみられます。
実際福祉の現場で働く私たちが感じるものとは、違ったイメージがあがっています。

イメージだけが先行して、何となく大変な仕事だと思われているのではないか、未知なことが多く案外「実」の部分は知られていないのではないかと考えました。

そんな時、ふと「なぜこの仕事をしたのか」「なぜ今も続けているのか」を思い返しました。職員とこの仕事について改めて話をしたところ、「感動」「喜び」「やりがい」などの体験談が次々と出てきました。

職員の体験談を順次紹介していきます。
私たちの体験談から、私たちの仕事の「実」の部分を少しでも知っていただけたら幸いです。


ちょっと素敵な話

私が福成会を選んだ理由

1.私が福成会を選んだ理由

子供が少し大きくなった頃、仕事を探していました。仕事では一番に人間関係が重要だと思っています。福成会の研修へ、どんな人達がいるのか不安な気持ちで行った事を今でも覚えています。

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繋いだ手と消える笑顔

2.繋いだ手と消える笑顔

前にいた職場では嘱託契約の事務員をしていたのですが、特に事務仕事がしたかった訳でもなく、そこでアルバイトをしていてお声がかかりました。当時就職活動にも疲れていた私は飛びついてしまったのです、あかん新卒でした。

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笑顔

3.笑顔

私には利用者さんのご家族からいただいた、忘れられない言葉があります。それは、五年働いた事業所から別の事業所に動になった際、「あなたは最初から笑顔がとても良かった。気持ちが良い、元気がもらえる。」と言ってもらった言葉です。

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この瞬間のため

4.この瞬間のため

私たちの法人には、年に一度祭りを開催する事業所がいくつもあります。事業所の利用者さんやご家族だけではなく、地域の方々など誰もがご参加いただける祭りです。

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彼が伝えたかったこと

5.彼が伝えたかったこと

私が一年目に担当させていただいた利用者さんの話です。

福祉系の大学は卒業しましたが、異職種あがりで現場を全く知らない私が担当した七名の利用者さん、その中に言葉でではないですが、想いを伝えてくださる方がいらっしゃいました。

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誇らしげな笑顔

6.誇らしげな笑顔

仕事柄、職員のみなさんとフォーマルな場でお話しをさせていただくことがあります。

採用の段階から関わりを持たせていただいた職員の方に、採用一年後にお話しを伺うのもそのひとつです。

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喜びを感じる瞬間

7.喜びを感じる瞬間

利用者さんの支援について、様々な方法を考えて提供することが私たちの仕事です。

声をかける工夫をする、道具を作って支援する、支援員と一緒に取り組んでいく、日々繰り返し取り組んでいくなど、方法は利用者さんによって一人ひとり異なります。職員が一丸となって協力して支援することが大切だなと日々感じています。

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仕事を続けてこられた理由

8.仕事を続けてこられた理由

「この仕事は自分にとって天職と思う。」とよく話の中で言います。

私は専門学校を卒業し、すぐに福成会へ就職しました。まさか受かるとは・・・と思った反面、ここに運命を感じたことも事実です。
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親の愛

9.親の愛

「うちの子は何もできないから!」
知的障害のあるAさんを支えるお母さんの口癖です。

ある日、Aさんに新たな作業を勧めると、とても熱心に取り組まれました。

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仕事は私の元気のもと

10.仕事は私の元気のもと

私は採用が決まり、極度の緊張から調子のバランスを崩してしまいました。

精神障害があり、出勤前にとてもしんどくなる時期がありました。しかし、職員皆さんからの挨拶や声かけ、利用者さんの差別のない素直な優しさが、仕事に向かっていきたい力になりました。

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石の上にも三年

11.石の上にも三年

私がこの仕事に就くきっかけとなったのは、ある施設の一泊旅行のボランティアに誘っていただいたことでした。

学生だった私は、短大で福祉を専攻していましたが、老人介護と身体障害だけが福祉と思っていたので、声をかけていただいたとき、”知的障害者施設の行事のお手伝い”と聞いて、知的障害者って?と思ったぐらいに無知でしたが、特に調べもせず一泊旅行に参加しました。

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嬉しかったご家族との会話

12.嬉しかったご家族との会話

働き始めて数年目の年に、利用者さんの日々の様子を写真に撮っていこうという取り組みが始まりました。

素敵な写真が撮れた時は、プリントアウトしてご家族にお渡しするようになっていきました。

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この仕事を続ける理由

13.この仕事を続ける理由

福成会でのスタートは、アルバイトからでした。

私は福祉系の大学に行っていたので、実習にも行っていたのですが、実習ではわからない現場での仕事、私に何ができるのか不安でいっぱいでした。

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福成会で教えてもらえたこと

14.福成会で教えてもらえたこと

私は平成二五年二月に転職をして福成会に入りました。

民間企業で商品の工程管理や品質管理の仕事をしていましたが、経理関係の仕事がしたいという願望から転職活動をし、福成会と出会いました。

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周りの支えがあって今がある

15.周りの支えがあって今がある

私が福成会への就職を希望した動機は様々ありますが、学生の時に福成会の事業所のボランティアを経験させていただき、利用者さんと触れ合い、働かれている職員の皆さんの様子を見たことで決めました。

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利用者さんからの「心遣い」

16.利用者さんからの「心遣い」

利用者さんは、私たちのことをよく見ていらっしゃいます。
少しでも気を抜いたり、手を抜いたりしていると、すべて見透かされています。
私たちの些細な変化も見逃されません。例えば髪型を少し変えたり、服装を変えたり、いつもと言葉のかけ方が違ったり・・・。

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今ここにいる理由

17.今ここにいる理由

二三歳の時、縁あって塚口福成園の事務員(臨時職員)として、採用されました。
当時自分のやりたいことが見つからず、流されるまま知り合いの紹介で面接に来たので、福祉はもちろん、経理や会計事務の知識もまったくありませんでした。ただただ戸惑いの毎日。

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忘れられないクッキーの味

18.忘れられないクッキーの味

私には「この仕事をしてきた中で、感動した出来事はありますか?」と質問されて、すぐに思い出すことがあります。
利用者さんがお持ちの力にびっくりさせられた、八年ほど前のある出来事です。

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特別な日

19.特別な日

「楽しみだ。」と私に話しかけてきた利用者さん。

明日の園のクリスマス会を心待ちにされている方のひとりだ。何度か園のクリスマス会を経験されているらしく、ワクワク顔だ。

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利用者さんからの「おめでとう」

20.利用者さんからの「おめでとう」

私のいる事業所では数年前に”感謝の言葉100”という取り組みをしました。
利用者さんに、一日一回以上感謝の気持を言葉にして伝え、百日間続けるというものです。

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ありがとう

21.ありがとう

私にとって、Aさんとの出会いは、人生を大きく左右するものとなりました。

Aさんは人と関わられることを拒まれ、
廊下の隅でカセットテープを聴かれていました。

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